この記事の概要
- 記事を起点にしてやりとりをすると、話題が流れることがなく後から見返しやすい
- 質問や共有など様々なシーンでQiita Teamができる
Qiita Team上でのコミュニケーションは業務効率化につながる
チャットサービスを使用していて、他の人とのやり取りをもう一度確認したくて情報を探したものの苦労した、という経験をしたことは少なくないでしょう。
会話グループを分けていても話題が一つとは限りません。話題が並行して進行するので混乱する、と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
Qiita Teamの記事を使ってコミュニケーションを取れば、話題ごとに会話を進めやすくなります。記事には情報が簡潔にまとまっているため、書かれている特定のトピックについてどんなコメントをもらったか、どんな議論をしていたかを簡単に見返すことができるからです。
チャットでは会話をスピードよく進めることができますが、背景や経緯をまとめたり誰かに共有したりするときには記事に情報が集約されているとスムーズでしょう。説明の工数が省けるなど、結果として業務を効率的に行うことができます。
次の章では、具体的にどのような場合に記事を活用するのがいいのかを紹介します。
記事を使ったコミュニケーションの実践方法
Qiita Teamはマニュアル管理、議事録作成、日報など、あらゆることを目的に利用できるサービスです。
ここでは、記事を使ったコミュニケーションに焦点をあて、Qiita Teamの使い方を紹介します。
他の人にコメントを求める
記事を使って他の人に意見を求めることもできます。
その際に、タイトルの冒頭に「RFC」と記載しておくことをおすすめします。
RFC(Request For Comments)とは、RFCとは、「コメント募集」を意味する英語の略語です。
もともとはインターネット技術の開発にあたり、開発技術に対して広く意見を求めるために使われていた言葉です。
例えば、下記の場合にRFCを使うことができます。
- 投稿した記事の内容に対して広く意見をもらいたいとき
- 投稿した記事を元に議論したいとき
Qiita Teamでは、情報共有の体験をよりよいものにするため、周囲に意見を求めたり積極的に意見したりすることを推奨しています。
※関連記事:
利用促進記事_情報共有の目的とQiita Teamの活用の仕方
RFCと記載して記事を投稿すれば、自分のアイディアや考えに対する様々な視点や考えが得られるでしょう。
質問をする
些細なことでも、疑問を言語化して記事としてまとめてみましょう。誰かに自分の疑問を知ってもらうことで、問題を解決するスピードがあがったり、解決の糸口が見つかりやすくなったりします。
また、疑問点と解決策が併せて残された記事があることで暗黙知を形式知化することができます。
組織に長くいるから知っているという知識・知見を明文化しておくことで、新しくチームに参加する人がキャッチアップしやすくなります。
暗黙知が組織のナレッジとして蓄積されれば各々の知識水準が上がり、組織として成長することもできるでしょう。
企画や考えをまとめておくよう依頼する
他のメンバーに対して、企画や考えをまとめておくよう依頼することもできます。
自分で記事を作った上で、対応してほしい人にメンションをするだけで相手にリクエストが通知されます。
「あのトピックで企画を作ってほしい」「参加した勉強会の内容を共有してほしい」といった場合に活用できるでしょう。
情報をまとめて共有してもらうことを依頼したのに忘れられていた、ということを防ぎやすくなるでしょう。
既出情報の共有をする
既に誰かがまとめた情報や過去に解決されている疑問など、記事にまとめられていれば共有が簡単です。
同じことを繰り返し説明する必要がなくなるため、共有のための手間を省くことができます。
例えば質問を受けた時に、「この記事を読んでください」と過去に誰かが投稿した質問を記載した記事を共有するだけで解決できることもあります。
会議や商談の議事録なども記事にまとめておくことで、効率的に情報を展開することができます。
特にリモートワークなど認識の差異が生まれやすい環境では、テキスト化することで共通認識を持ちやすくなるでしょう。
まとめ
この記事では、Qiita Teamを活用したコミュニケーションをとるメリットや、おすすめの活用方法を紹介しました。
Qiita Teamは簡単にかけて簡単に共有できる情報共有ツールです。ぜひ積極的に利用して、業務の効率化や組織コミュニケーションの活性化に挑戦してみましょう。