この記事の概要
- 書いている途中でも記事を投稿して大丈夫です。
- WIP(Work In Progress)と書いておけば、これからまた更新されることが伝わります。
- WIP(Work In Progress・ワーク イン プログレス)とは、制作途中のもの、やりかけのもの、という意味です。
- WIPを付けて投稿することで他の人から意見をもらえることもあります。
- 生み出したアイディアをみんなで具現化していきましょう。
記事が未完成でも発信することが大切
情報をすべて揃え、完璧な内容でなければ投稿できないと思っている人は少くないのではないでしょうか。
しかし、どのような完成度でもまずは積極的に発信することが大切です。
どんな情報であれ、時間が経てば古くなります。情報は常に更新されるべきものです。
記事を完成させることに注力している間に情報の価値が下がることもあります。
そのため、情報を完成させることよりも、早く共有をすることが重要です。
記事タイトルにWIP(Work In Progress)を付けて投稿すれば、どんな状態だとしても、完成された情報だと捉えられません。
ここからは、WIPの使い方がわからないという人に向けて、WIPの意味や使い方を紹介します。
WIP(Work In Progress)とは「制作途中のもの」という意味
WIP(Work In Progress・ワーク イン プログレス)とは、制作途中のもの、やりかけのもの、という意味です。「この記事はまだ書いている途中です」と示しておけば、決定事項であると勘違いされることはありません。
例えば、下記のような場合にWIPを付けて投稿することをおすすめします。
- まだ内容を固めきれてないが概要だけでもすぐに展開したい。
- アイディアを思いついたので忘れないうちに書き留め、あとでじっくり考えを膨らませたい。
書いている途中の記事を投稿することは、一見中途半端なことだと思うでしょう。しかし、中途半端だとしても、情報共有することには価値があります。
ここからは、WIPを付けて記事を投稿するメリットを紹介します。
WIP(Work In Progress)で投稿することのメリット
他の人から意見をもらえ、アイデアが膨らむ
記事が未完成でもまずは投稿してみることで、アイディアを具現化しやすくなります。
他の人にアイディアを知ってもらうことで自分にない視点の意見をもらえたり、記事の内容を元に議論が発生し、アイディアが膨らんだりします。
さらに、記事にしておけばコメントやリアクションをもらうことができます。他の人の反応によって、記事書いてあることはどれくらい他の人によって役に立つのか早い段階で知ることができます。
また、チームのコミュニケーションが活性化したり、それが誰かの刺激になり新しいアイデアを生み出すきっかけになったりすることもあるでしょう。
下書きのままにしておくのは宝の持ち腐れです。積極的に投稿してみましょう。
他のメンバーや部署との連携がスムーズになる
事前に考えを共有することで、他のメンバーや部署へ施策やプロジェクトの概要を速やかに知らせることができます。仕事を進める際にスムーズな連携を図ることは重要なことです。
例えば誰かに何か依頼をしなければらない場合、いきなりお願いして断られた経験がある人もいるでしょう。このような場合こそWIPの活用がおすすめです。草案の段階でも記事として公開しておくことで、正式な依頼の前に頭出しをすることが可能です。
他部署との連携が必要な場合は「今後こんなことを依頼したい」という宣言になり、工数の確保もしやすくなるでしょう。
事前に情報公開をしておくことが業務の円滑化に繋がります。
まとめ
この記事では、迅速な情報共有の大切さと、WIPの使い方やWIPを使うメリットを紹介しました。
WIPを活用することで、仕事の質を高めたりスムーズに業務を進めたりすることができます。
この記事を参考にして、さっそくWIPを使った投稿を実践してみてください。